未分類

突然の不幸…知らなかったでは済まない身内の他人の家族葬

去年、立て続けに身内に不幸がありました。その時に起こった出来事や他の人の体験談も交えて、今回は「家族葬」にまつわるお話です。

死は誰もが必ず通る道。男性は8の倍数、女性は7の倍数の年齢で、身体が変化すると言われています。最後の変化が起きてから、ゆっくりと死へ向かっていきます。その時のために心の準備をしておきましょう。

スポンサーリンク

スポンサードリンク

[st_af id="861"]

身内以外に来るなのお願い

身内だけで葬儀を執り行うというのは、主に3つの理由が考えられます。

  1. 故人や遺族の意向で
  2. 日程調整がしやすい
  3. 費用を抑えるため

故人や遺族の意向というのは、生前に故人が「自分の葬式は慎ましくやりたい」と言ったり、身内以外に気を遣うことなく遺族だけで済ませたい場合があります。

自治体によっては、地区の代表に選ばれた人が弔問するというところがあるようです。故人や遺族の意向を無視してまでやる必要はないので、断られたらお悔やみを申し上げるだけに留めておきましょう。

どんな建前があっても吞み込んで下さい。

日程調整がしやすいのは、規模が小さければ小さい程、式場を押さえるのが容易です。会場の人数の兼ね合いもあるとは思いますが、費用が抑えられるところも理由としてかなりの割合を占めます。

香典返しの数と予算

冠婚葬祭に包むお金。渡せば、お返しをするのがマナーになっています。家族葬とはいえ、特に親しい間柄であれば参列することもあるかと思います。

身も蓋もないお話ですが、包むお金は相場や周囲の参列者と相談し合って決めれば、取り立てて問題になることはないでしょう。

また、香典返しの用意には限りがあります。一応予備は確保しておくのが常ですが、そこまで大量にキープすることは難しいです。

呼ばれてもいないのに、突然参加というのは考えものです。

反面教師から学ぶコレやっちゃダメなやつ

御香典を3,000円しか入れないのに、酒の席が目的かのように一次会だけ参加する人がいます。こんなことをされれば、遺族側は経済的にも大赤字です。遺族への負担を増やすような真似はやめましょう。

マナーと気構え

葬儀で礼装といえば喪服。

白黒で身を包むのが一般的に知られていますが、葬儀というのは仕事の都合で駆けつけるのがやっとで、正装の準備が出来なかったりするものです。

そういった場合には、あまり派手さのない普段着でも可とされます。

また法具・数珠についても、家族葬であれば必ずしも用意がなければならないとは限りません。これはお寺で販売していますし、スーパーのスーツ売り場でも手に入れることができます。

これは故人に対する気の持ちようであり、例え無くてもいいと言われても用意しておくのがマナーだと思います。消耗品ではないので、一度買えば済む話ですから。

お焼香の作法も、予め知っておかなければいざという時に恥をかきます。キョロキョロと周りを見渡すような見苦しさと、調べておけばよかったと後悔の念に駆られませんように。

宗派によって別れるそうですが、信仰がない人は周囲に合わせるでいいかと思います。立って行うものと床に座って行うもの、椅子に座ったままの3種類があります。

回数に決まりのない宗派がありますが、ほとんどの宗派ではお焼香は3回行うようです。

冠婚葬祭のバタバタで余裕なし

人の死というのは、本当の意味で精神的な負担が大きいものだと知っておいて下さい。

本当は故人の死を悲しむ時間がほしいところですが、そんな時間を与えてくれるほどの余裕はありません。お通夜・お葬式・告別式の準備から、一連の流れが終わるまでに体力をゴッソリと持って行かれるからです。

悲しいけど、忙しすぎてそれどころじゃないというのが本音。

これが大掛かりなものになれば、それだけ負担が大きくなるという事です。

けれど、これが大手企業の社長や理事クラスになると、そうも言っていられません。

ここで申し上げられるのは、訃報が入ったタイミングで、周囲の人間ならいろいろと察して欲しいということです。

死因を特定するのに司法解剖になるケース

医療機関にかかることなく、自然死を迎える。いわゆる大往生というやつですが、意外に厄介なところがあります。

それは、厳密に死因は何か判別しかねるところにあります。

死因が分からなくて困る場合というのは、葬儀でお経を唱える時です。お経の中には「これこれこういう死因で亡くなりました」という一節があります。これが言えないのです。

そこで、司法解剖が出てくるわけなんですが、実はコレ結構お金がかかるんです!

司法解剖は高額

てっきりその辺りの事は全部タダでやってくれるのかと思っていましたけど、お金がかかる上にここまで高額になるだなんて!

別の方の体験談ですが、隅々まで見てもらった結果、かなりしたそうです。仮に故人が要介護者であったなら、最後に大きくお金が動くことになります。

司法~という資格もちは高くつくと、覚悟しておきましょう。

司法書士なんかもそうですけど、国家資格なだけあって報酬が高額になっていますよね。彼らのお世話にならない為にも、日頃から健診を受けておけば病状もある程度把握できるのではないでしょうか?

また、いつも同じところで診てもらうのは、診断方法に誤りや見落としがあった場合、目も当てられません。健診の場所はコロコロと変えておくといいでしょう。発見しきれないというリスクを分散させます。

定期健診にかかるランニングコストと、司法解剖の数十万。あなたならどちらを選びますか?

整体師ひと口メモ

健診だからといって、普段飲んでいる酒を控えるという無駄な抵抗をしている人が多いです。日頃の数値が出ないと意味がないので、検尿でもない限りは普段通りにしていて下さい。

健診をパスするのではなく、いつもがどんな状態なのかを診るためにやってます。私からしてみれば不正行為もいいとこです!

司法解剖は葬儀代に含まれる

この司法解剖にかかるお金、実は葬儀のお代に含まれます。先の数十万と合わせて、大体100万ぐらいになってしまったというケースがあります。

こういう時の為に常に資金は用意しておきたいですね。けれどなかなかそうはいかないのが現実。どうすればいいのか?

クレジットカードがあればローンが組める…けど気をつけて

葬儀屋や病院のいずれかで請求されるので、その時に持ち合わせがなければローンを組みましょう。クレジットカードがあれば可能です。

日頃からクレジットカードは使わないという方に注意していただきたいのは、定年間近になると審査に通らなくなってしまうところです。

だから年齢が50を過ぎた辺りで、台所事情を見つめ直す機会が必要です。これは一度でも保険に加入することを考えた人なら知っている人が多いです。

当たり前ですが、定年を迎えれば収入が年金一本化する人が出てきます。そうなると、支払いが滞りやすい世代だと思われて、審査に通りにくくなるのです。

若い内なら入会・年会費無料のクレジットカードを一枚でも持っておくことをお勧めします。

今のご時世で年金暮らしを考えるとなると、コツコツ貯金しておかなければとてもじゃないけどやっていけません。それに、子供や孫にかかる費用の計算が甘かったばかりに、安泰だったはずの老後が一変します。

心臓ペースメーカーの取り外し

医療機器を体内に取り付けているときには注意が必要

死後も心臓ペースメーカーなどの医療機器には気をつけておきましょう。火葬で引火すると破裂して、遺体を損傷しかねません。問題が起きる前に、病院で除去してもらいましょう。

この医療機器の除去にも数万円かかるようですが、事前に葬儀関係者に伝えておけば、日程が大きくズレるという不確定要素を生まずに済みます。

遺体の状態によっては葬儀屋さんが火葬を早めてしまう

遺体の劣化を抑えられなかったり、感染症などによる周囲に及ぼす影響を考慮して予定が早まります。駆けつける前にはもう…なんてことになることも。

有事の際にフットワークが軽くなるように、段取りをしておくのもいいかと思います。避難訓練と同じです。避難訓練やってますか?家ではまずやらないでしょうね。けどそれと同じことが言えるのではないでしょうか?

お墓に入るのもお金がかかる

来年定年を迎える方からお聞きしたのですが、お墓の用意ってものはこれまた実にお金がかかります。

地価によって大きく変わるとも言われていますが、都心部と郊外とでは雲泥の差があります。代々継がれてきたお墓があるような家だと、将来的にそこに落ち着くことになると思います。

収入が乏しいのにも関わらず、墓守になったばかりに家計を圧迫するなんて話、ザラにあると思います。

その方がいうには、バブル期惣明期でお墓を作るのに300万かかったとか、今じゃ墓守をしなければならないとか。色々と大変なようです。

300万といえば、ちょっとした新車が買えるぐらいですよね。

そこで、永代供養(えいたいくよう)が出てくるんですが聞いたことありますか?

お寺に納骨して代わりに供養してもらうことです。永代という言葉から分かるように、お寺がある限りは続くものだとされています。

これは墓守がいなくなると考えなければならないんですが、お役所に出向いて許可証をもらう必要があります。これまたまとまった費用がかかりますが、トータルで見ればむしろ安いぐらいです。

お金がかけられないからといって永代供養をお願いするというのも寂しい話ではあります。ですが日々食べるのがやっとの経済状況なら、これも選択肢の内に入れてみてはいかがでしょう?

遺産で諸費用を支払えるのか?

親が亡くなると相続するものがあります。借金などがなく、諸々がプラスであるならば、それらから差し引くことができます。

社会通念上は跡目となる者が支払い、結婚して家を出た者は香典をわたす立場にあります。

マイナスがあったなら、相続を放棄するという手段もあります。遺産とは借金のことも含むので、相続したくない場合は迅速に行動しましょう。対応が遅れれば悪質な金融会社からの取り立てを受ける可能性が出てきます。

また遺産の相続権は、家の者にしかないように思われますが、遺言状に指名されていた場合や跡取りが不在の時は例外です。

まとめ

  • 訃報があったら察すること
  • 定期健診を受けよう
  • 葬儀には体力とお金がたくさん要る
  • 自分もいつかは死ぬ

iPS細胞の実験で、人の皮膚組織をネズミの体内で組成するのが話題になりました。これで重要な臓器器官が再生しようものなら凄いことです。

遠い将来、もしかしたら人は死なない身体を手にいれることがあるかもしれない。だけど今の世の中では、倫理的な問題があって限界があるんじゃないかと思います。

こういった技術の発達を心待ちにする人々がいるのを知っている反面、自然の摂理は受け入れなくてはならないとも思ってもいます。

今は自分ができることを精一杯やる。それだけで十分です。働け!

スポンサードリンク

[st_af id="861"]

スポンサードリンク

[st_af id="2062"]

-未分類
-

© 2023 ねっとらす