ブログを運営していると、たまに「どうやって作ったの?」という質問をされます。今回は簡単にブログの開設を紹介します。
どれも検索すれば出てくるような情報ではありますが、調べても出てこなかった、ちょっと突っ込んだ情報や絶対に注意しておかなければならない事もあります!
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必要なモノはたったの2つ
- 独自ドメイン
- レンタルサーバー
前半は全体の流れになります。より専門的なSEOを絡めた話が知りたい人は後半を参照して下さい。それでは、それぞれの項目の解説に入ります。
独自ドメイン
ウェブブラウザのアドレスバーを見ると、「http://」や「https://」と書かれた1行があるのが分かります。この後に来るものがドメインです。Yahoo!であれば「yahoo.co.jp」、Googleであれば「google.co.jp」などが該当します。
独自ドメインの利点として、自分で使いたいドメインを決めて運営を始めることができます。無料のブログサービスだと、大元であるサービスのサブドメインという形で利用するので、ドメインの前半部分にはサービス会社のドメインになっていたりします。うるさい制約もありますしね!
独自ドメインなら、そういった「大手サービスの付属」にはならず、書きたいものをキッチリと主張できます。ですが無料ではありません。キッチリお金はかかります。新規取得時以外にも更新料が発生するので、一度支払いが済めばそれで終わりというものではありません。
もう一つの利点として、広告が付かない点です。無料のブログサービスは、運営会社が提示する広告を貼ることを条件に無料サービスとして成り立っています。ですが独自ドメインであれば、広告を貼る必要は一切ありません。
むしろ、自分の利益となる広告を掲載することで、副収入を得ることも可能です。これが独自ドメイン最大の武器です。
独自ドメインが取得できるサービスの選び方についてですが、特別な理由がなければ、「お名前.com」や「ムームードメイン」などの安価で有名なサービスをお勧めします。多くのブログはこのようなサービスから安価にドメインを取得して運営されています。
独自ドメインは会社ごとに、ドメイン取得や更新の料金が異なります。気になった会社同士で価格を比較するといいでしょう。
ドメイン | 登録料 | 更新料 |
---|---|---|
.com | ¥699 | ¥1,280 |
.net | ¥1,160 | ¥1,280 |
.xyz | ¥99 | ¥1,480 |
.info | ¥340 | ¥1,480 |
.biz | ¥599 | ¥1,480 |
.shop | ¥980 | ¥3,980 |
.club | ¥30 | ¥1,980 |
.tokyo | ¥99 | ¥920 |
.yokohama | ¥99 | ¥920 |
.nagoya | ¥99 | ¥920 |
.site | ¥99 | ¥3,980 |
.website | ¥99 | ¥2,980 |
.space | ¥99 | ¥1,480 |
.online | ¥99 | ¥4,980 |
.life | ¥199 | ¥3,980 |
.org | ¥830 | ¥1,480 |
.link | ¥299 | ¥1,480 |
.top | ¥199 | ¥2,480 |
.click | ¥299 | ¥920 |
.mobi | ¥560 | ¥1,980 |
.red | ¥560 | ¥1,480 |
.blue | ¥560 | ¥1,480 |
.pink | ¥560 | ¥1,480 |
.win | ¥260 | ¥3,980 |
ドメイン | 登録料 | 更新料 |
---|---|---|
.com | ¥699 | ¥1,280 |
.net | ¥1,160 | ¥1,280 |
.xyz | ¥69 | ¥1,480 |
.info | ¥299 | ¥1,480 |
.biz | ¥699 | ¥1,480 |
.shop | ¥799 | ¥3,980 |
.club | ¥69 | ¥1,980 |
.tokyo | ¥100 | ¥920 |
.yokohama | ¥100 | ¥920 |
.nagoya | ¥100 | ¥920 |
.site | ¥3,980 | ¥3,980 |
.website | ¥3,980 | ¥3,980 |
.space | ¥1,480 | ¥1,480 |
.online | ¥4,980 | ¥4,980 |
.life | ¥3,980 | ¥3,980 |
.org | ¥599 | ¥1,480 |
.link | ¥199 | ¥1,480 |
.top | ¥199 | ¥2,980 |
.click | ¥199 | ¥2,980 |
.mobi | ¥399 | ¥1,980 |
.red | ¥399 | ¥1,480 |
.blue | ¥399 | ¥1,480 |
.pink | ¥399 | ¥1,480 |
.win | ¥99 | ¥3,980 |
※表は2017年4月18日現在の1年契約のものです。
単純に値段で選ぶのに参考になればと思い、表にしてみました!表はあくまで一例であり、他にも沢山のドメインがあります。
こうして並べてみると、大差のないものから天と地ほどにまで差がついたものまで。一番は管理のしやすさかもしれませんね。
アカウントをいくつも作るのが面倒でなければ、安い方を選択しましょう!
ちなみに、ここのブログのドメインはお名前.comに移管しています。
Whois情報代理公開には要注意
ドメイン取得の際に、どこかしらで聞かれるであろうWhois情報代理公開。公開しておかないと、自腹で毎年¥1,000払い続ける羽目になってしまいます。
失敗談を語る側にならない為にも、確実に代理公開されるように設定してから契約しましょう!
Whois情報は必ず公開しなければならず、自分の住所の入力でも可能となっています。ただし、ネット上に住所を晒すことになるので、プライバシーなんてものはありません!
悪意を持った人に住所が知られるだけでも恐ろしいですね。間違っても今お住まいの場所だけは載せないように!何も自分から災いの種を蒔くことはありません。
このブログのドメインは少し特殊で、ドメイン取得当初はエックスサーバーで行いました。その後、セキュリティ面を考えて、ドメインとレンタルサーバーは別々のサービスを利用する事にしました。
今はお名前.comに移管しています。決してエックスサーバーのセキュリティが甘いという訳ではないので、悪しからず!検疫すると、エックスサーバー1つに集約させたこのブログだけ、セキュリティホールが見つかったというだけの事です。
この方法で問題点があるとすれば、Whois情報の代理公開に年間¥1,000かかってしまう所です。独自ドメインとレンタルサーバーは最初から分けていれば問題はありません!
レンタルサーバー
これは、ウェブ上にウェブサイトを保存しておくための場所です。自前でサーバーを用意することも可能ではありますが、第三者からの攻撃から保護する方法や、ネットワーク構築に関する知識を要する他、専用のサーバー機を最低でも1台は用意しなければなりません。
運用コストである電気代もさる事ながら、初心者には敷居が高いです。バックアップなど、定期的なメンテナンスが必要になりますし、パーツが壊れれば部品を調達する必要も出てきます。
一方レンタルサーバーであれば、セキュリティに関しては運営会社側で勝手にやってくれます。ネットワーク構築は既にあるサービスを利用するだけなので、必要がありません。初心者でも気軽に始められるメリットがあります。
ものによっては、問題があった時にサポートセンターに問い合わせて、解決に導いてくれたりも。もっとも、自分のウェブサイトにセキュリティホールがあっては意味がありませんが!
独自ドメインより、レンタルサーバーの方が格差が大きいです。サービスプランや料金設定に幅があるせいですが、自身が運営していくウェブサイトに応じて変えていかなければなりません。
将来的に、いくつのウェブサイトを運営したいのか?アクセス数がどのぐらい見込めるものになるのか?そういったことを踏まえて選びましょう。
最初は10日間無料で使えるレンタルサーバーもあるので、レンタルサーバーの使い勝手を知りたい時は是非活用してください!
それぞれを比較しよう
安く運営できるレンタルサーバーも、10年前と比べればサービスが明らかに増えてきています。
金額に関してはサービス自体に差があり過ぎるので、それぞれ見比べてみて下さい。以下、価格や使用感になります!
昔からある老舗レンタルサーバー。初心者ブロガーの入門用として、また中小企業のウェブサイトの運営にも使われています。
これよりも安い他のサービスと比べると、スタンダードプラン以上で受けられる電話サポートやメールの対応の丁寧さはずば抜けています。
格安サーバーと比べると、最安値のエコノミープランでも決して安いとは言えません。その代わりにロリポップ自体の利用者が多いということもあって、似たような環境の人を探すことが容易です。
以前はユーザー側でできたセキュリティーホールから、サーバー全域にハッキングをかけられるという不運な出来事がありました。その教訓もあって、昨今では無料でセキュリティ対策を導入してくれています。
他サービスの最安値料金プランでは出来ないことも、リトルサーバーのミニプランなら即解決。最安値のプランなのにMySQL(データベース)は3つも入れられます。
WordPressやMTのインストールを考えているのであれば、選択肢に入れて損はない内容です。SIRIUSのようなデータベースに依存しないCMSであれば、独自ドメイン数は無制限です。
ここのブログが利用しているのがコチラのエックスサーバー。一番安いX10プランでも安定した速度で、月間アクセスがトータルPV7,000ぐらいなら問題なく使えます。
それ以上のアクセス数を見込めるようになってきたら、さらに上位のサーバーへと引っ越しを検討してみたらいいでしょう。
特典として、X20プラン以上だと、ドメインが無料でもらえるプレゼントキャンペーンを時々やってます。ただしセキュリティに不安が残る点は留意しておきたいです。
ここからは、SEOを絡めた細かな話になります。
SEOを考慮すると変わる選択肢
独自ドメインは関連するキーワードを取り入れる
関連する文字列を採用した方が、より検索に有利に働くということはご存知でしょうか?
例えば、犬の世話の仕方を解説するホームページがあったとします。Aさんは「asan.com」、Bさんは「doglife.com」という独自ドメインを採用しました。キーワード検索の順位において、上位を取れるのは後者になります。
ブログであれば、コンセプトで固めた方がより多くの検索流入を獲得することが出来ます。しかし、会社のウェブサイトであれば、社名が使われることが多いです。
一長一短ではありますが、前面に押し出したいもので決めてしまうのも一つの択です。コンテンツが検索上位に食い込めば、自然と社名のドメインそのものが検索に強くなります。
表示速度も検索順位に影響する
レンタルサーバーは、サーバー自体のマシンスペックによって処理能力が大きく変わります。当然処理能力の高いものというのは、ウェブサイトの表示を速めてくれます。
今日の料理のレシピを検索したとして、クリックから10秒経ってもページが切り替わらなければ、ブラウザバックされる可能性が高まります。
どんなによく出来たウェブサイトであろうと、表示が遅ければ競合に負けてしまうこともあります。
まとめ
- WordPressを始めるには「独自ドメイン」「レンタルサーバー」の2つが必要
- Whois情報代理公開を忘れると毎年¥1,000支払いの必要が出てくる
- 独自ドメインとレンタルサーバーが同じだと検疫サイトに引っかかるここみたいな例がある
- SEOで考える独自ドメインとレンタルサーバー
投稿が大幅に遅れてしまっていてすみません!海外旅行の準備でそれどころではない!というのは言い訳で、本当はブログに時間を割かなくなっているだけなんですよね。
決めた事なんでやらなくっちゃ!でもやることがあるから…で、やることやって疲れて結局何もしないという。これでは上位狙うなんてとてもとても。気合い入れ直します!